word描画キャンバスを使う
"Microsoft Office2021405-163-1" style="width: 401px; height: 265px;"
word写真やワードアート、そして丸や長方形といった図形、総勢8個を組み合わせて、
"Microsoft Office2021405-163-2" style="width: 284px; height: 261px;"
こんな感じのものを作りました。
全部で8つのパーツが集まって、1つの表現をしています。
もしこういったものを、文書内で移動したりすることが多いなら、移動しようとするたびに8つのパーツを全部選択しなければなりません。
そこで威力を発揮するのが描画キャンバス。
word描画キャンバスは、言わば「おぼん(トレー)」。
複数のお皿やお箸を、おぼんの上に置いておけば、そのおぼんを持つだけで簡単に持ち運びできます。
それと同様に、図形、ワードアート、クリップアートや図を、描画キャンバスという「おぼん」の上に置いておくことで、簡単に文書内を移動したりできるというわけです。
描画キャンバスの挿入
"Microsoft Office2021405-163-3" style="width: 399px; height: 191px;"
では早速描画キャンバスを文書内に入れてみます。
描画キャンバスを入れたい位置(あとから動かすこともできるので、だいたいの位置でもOKです)に文字カーソルを置き、
"Microsoft Office2021405-163-4" style="width: 402px; height: 149px;"
word[挿入]タブ、[図]グループの、[図形]ボタンをクリックし、
"Microsoft Office2021405-163-5" style="width: 285px; height: 196px;"
[新しい描画キャンバス]をクリックすると、
あっという間に、文書内に描画キャンバスを入れることができました!
ちなみに、下の図はWord 2010の描画キャンバスです。
Word 2007の描画キャンバスの枠は、水色の点線です。
"Microsoft Office2021405-163-6" style="width: 573px; height: 403px;"
あとは、上の図のように、この描画キャンバスの枠が表示された状態のまま、枠内に図形を描いたり、クリップアートや写真を入れていきます。
描画キャンバスの選択
これで「おぼん」の上にお皿やお箸を乗っけたのと同様、描画キャンバスの上に図形やワードアートを乗っけることができました!
このように、描画キャンバスの枠が表示されている状態は、描画キャンバスで作業ができますよ、という状態なのですが、
"Microsoft Office2021405-163-7" style="width: 576px; height: 409px;"
描画キャンバスの枠の外でクリックすると、枠が見えなくなり、描画キャンバスで作業できる状態ではなくなります。
"Microsoft Office2021405-163-8" style="width: 573px; height: 407px;"
また描画キャンバスでの作業をしたくなったら、描画キャンバスがあるところをクリックすると、枠が表示され、作業できる状態になります。
"Microsoft Office2021405-163-9" style="width: 574px; height: 409px;"
描画キャンバス内での、複数図形の選択
描画キャンバス内でも、図形の選択の仕方は普段どおりです。
複数の図形を一緒に選択したい時も、いつも通り「図形の複数選択(キーを併用編)」でご紹介している方法でOKです。
更に、描画キャンバスの中でなら、特に何かのボタンを押したりすることもなく、ただマウスで対角線に向けてドラッグするだけで、
"Microsoft Office2021405-163-10" style="width: 573px; height: 300px;"
ドラッグ中に表示されている枠の中に収まった複数の図形を
"Microsoft Office2021405-163-11" style="width: 573px; height: 325px;"
選択することができるんです!
そうです、[オブジェクトの選択]ボタンを使って選択する時と同じ方法が、[オブジェクトの選択]ボタンをいちいち押す必要もなくできるわけです!
"Microsoft Office2021405-163-12" style="width: 572px; height: 300px;"
https://www.becoolusers.com/word/drawing-canvas.html